アップル・ジャパンは28日、9.7型のマルチタッチデバイス「iPad」の発売を開始。先行発売を開始した各店では、iPadを求めて大行列ができるほどのにぎわいを見せている。 取り扱い店舗の一つ、「ソフトバンク表参道」店では、朝8時から発売を開始。朝7時の時点で既に100メートル以上の行列が形成され、同ショップでの一番乗りは一昨日の夕方6時から並んだという。 また、同ショップにおいては、7時50分から「カウントダウンセレモニー」が催された。このイベントにはソフトバンク社長の孫正義氏、モデルの藤井リナさんが登場。iPadについては「本当に待ちに待った、素晴らしいiPadが日本上陸です。いろいろ試してますけど、毎日の生活が変わりました」(孫氏)、「前から気になっていたのでiPadが欲しいです」(藤井さん)とコメントし、その後、大々的にカウントダウンが行われた。 予約者以外の当日発売分に関してはソフトバンク側も明らかにしなかったが、朝9時半の段階でも依然として表参道のショップにはiPadを求めて数10メートル程度の列が並んでいた。同ショップでは、28日は終日、iPadのみを扱うという。また、購入者の中にはさっそく開封して試す人も。 マルチタッチによる直感的で高速なweb閲覧、マルチメディアプレイヤーとして注目を集めるiPad。今回日本で発売されたのはWi-Fi版(48,800円~)、Wi-Fi+3G版(61,800円~)の2種類となる。同製品は4月3日に米国で発売が開始され、28日間で100万台を突破。日本でも5月10日から始まった先行予約が3日間で終了するほどの人気ぶりで、今後の潤沢な供給体制の確立も急がれるところだ。
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