レインボー、ブラック・サバスなどのハードロックバンドで活躍したボーカリスト、ロニー・ジェイムス・ディオが、現地時間16日に亡くなったことが公式サイトで発表された。 伝説のハードロックバンド、レインボーの初代ボーカリストとして知られるロニー・ジェイムス・ディオ。リッチー・ブラックモアやコージー・パウエルらと作り出したサウンドは、“ハードロック/ヘヴィメタルの礎”として数々のアーティストに影響を与えた。ディオはその後ブラック・サバス、自らのバンドDIOなどで活躍。その伸びやかでパワフルなボーカルで、様式美系ヘヴィメタルの教祖的存在として圧倒的な存在感を誇っていた。 60歳を超えても精力的に活動を続けていたディオだったが、昨年胃がんを患っていることを公表。そして16日、帰らぬ人となった。公式サイトに掲載されている彼の妻ウェンディからのメッセージによると、多くの友人たちや家族に見守られながら安らかに息を引き取ったという。