「Androidが注目されているが、どのようにUIを開発したらいいか分からないという声を聞く。3DのリッチなUIとなるとなおさらだ」。エイチアイ マーケティング部の石田恵美氏は話す。 同社が「第13回 組込みシステム開発技術展」のブースでアピールしていたのは「Smarty3D」と「MascotCapsule UI Framework」といった2種類のAndroid対応機器向けUIソリューションだ。「Smarty3D」は同社が開発したUIコンポーネントと3D描画エンジンで構成され、Android上で提供されているUI開発のフレームワークと組み合わせることで3D効果を含むリッチなUI開発を可能にする。「MascotCapsule UI Framework」はGUIの構成から動作確認まで行えるオーサリングツールと、そのツールから作成されるアプリを描画するミドルウェアで構成される。 ブースで展示されていたのは、ちょうどXperiaの3D表示のようにプロファイルを表示するNexus Oneだった。 同社の「Smarty3D」ソリューションは韓国のAndroid端末で採用が決定している。石田氏は続ける。「韓国や台湾は、日本よりももっと前からAndroid熱が高く、弊社もそうした国向けにソリューションを提供していた。そのノウハウを日本の企業にも提供していきたい」。
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