ウェザーニューズは、2010年の花粉シーズンにおける“スギ・ヒノキ花粉”の傾向を発表した。 発表によると、今年の冷夏の影響を受けてスギ花粉の雄花が減少し、北海道を除いた全エリアで昨年よりも花粉の飛散が少なくなるとのこと。ほとんどのエリアでは昨シーズンの半分以下、さらには過去5年で最も少なくなると予想されており、花粉症を患う人には大変うれしい報告となっている。また、スギ花粉症患者の多くがヒノキ花粉にも反応することが知られているが、ヒノキ花粉の飛散数は、スギ花粉の飛散数と傾向が似ているため、今シーズンのヒノキ花粉も少なくなると予想されている。 花粉の飛散時期に関しては、2月中旬以降と予想されている。ウェザーニュースのほか、各ポータルサイトなどでは、毎年花粉症に関する特集を公開しているので、それらを参考に早めの対策を心がけたい。