米大リーグ、ヤンキース対フィリーズによるワールドシリーズ第6戦は、ヤンキースが7—3でフィリーズを下し、対戦成績4勝2敗で27度目の世界一に輝いた。ヤンキースがワールドシリーズを制したのは9年ぶり。MVPには、先制ホームランを含む3安打6打点を叩き出した松井秀喜が選ばれた。 2回にシリーズ3本目のホームランとなる先制2ランを放った松井。二死満塁のチャンスで巡ってきた3回の第2打席には、センター前に2点タイムリーを放ち4打点目。さらに5回の第3打席には、またもホームランかという右中間フェンス直撃の2点タイムリーを放った。 フィリーズも3回に1点、6回に2点を奪うが力及ばず、ヤンキースが9年ぶり27度目のワールドシリーズ制覇。松井は日本人初のワールドシリーズMVPを手にした。「MLB.com」では、松井の打席や試合後のインタビュー動画などを配信している。インタビューでは、「信じられない」と嬉しそうに語る松井の表情が楽しめる。