ウェザーニューズは1日、ドコモの「iコンシェル」サービスの「iインフォメーション」機能において、緊急地震速報サービス「The Last 10-Second」の提供を開始した。
「The Last 10-Second」は、地震発生の速報を、登録した利用者にいち早く、携帯電話の待受画面にて通知するサービス。地点登録は、最大3地点まで登録可能で、自宅以外に、家族や友人の住むエリアの緊急地震速報も入手できる。また、受信時間や受信曜日、震度設定も可能で、自分のライフスタイルや、地震の大きさに合わせたサービスを受けることができる。
「The Last 10-Second」で提供する「緊急地震速報」は、地震の発生直後に、震源に近い地震計でとらえた観測データに基づいて各地での地震の揺れの到達時刻や震度を推定し、可能な限り利用者に素早く知らせる情報とのこと。この情報を利用して、地震の揺れが来る前に安全な場所に避難したり、列車やエレベーターをすばやく制御させて危険を回避したり、工場、オフィス、家庭などで避難行動をとることによって被害を軽減させたりするといったことが可能となる見込みだ。登録はウェザーニューズの携帯サイト「ウェザーニュース」(月額315円)に登録しているなら誰でも利用可能(別途、iコンシェルの登録が必要)。
《冨岡晶》