HOYAは24日、「PENTAX」ブランドのデジタル一眼レフカメラ「PENTAX K-m」の限定モデルとして、ボディと標準ズームレンズをホワイトカラーに仕上げた「PENTAX K-m white レンズキット」を発表。1月下旬に発売する。価格はオープンで、予想実売価格は70,000円台半ば。 同製品は、2008年10月に発売され、小型軽量ボディにシンプルな操作性が特徴のデジタル一眼レフカメラPENTAX K-mに、標準ズームレンズ「smc PENTAX-DA L 18-55mm F3.5-5.6AL white」をセットにしたモデル。ボディ、レンズともに鮮やかなホワイトカラーに仕上げ、限定3,000台の出荷となる。 PENTAX K-m whiteは、小型軽量ボディに手ブレ補正機構や撮影シーン認識機能などの便利機能を搭載するほか、操作を手助けしてくれるヘルプ機能などを搭載することで、一眼レフ初心者でも手軽に使用できるように配慮したデジタル一眼レフ。撮像素子は有効1,020万画素で、23.5×15.7mmサイズのCCDを搭載する。 主な機能として、手ブレ補正機構は、手ブレ量に応じて磁力で撮像素子部を水平・垂直方向に高速駆動させ手ブレを軽減させるという同社独自の「SR(Shake Reduction)」を採用。シャッタースピード換算で最高4段分に相当する補正効果が得られるとしている。また、「オート感度設定」機能を備えるため、暗い場所でも速いシャッタースピードで撮影可能。オート感度設定は最大ISO3,200まで対応する。そのほか、被写体や状況に合わせて自動で設定を行う「オートピクチャーモード」や、撮像素子表面へのゴミの付着を防止するゴミ除去機構「DR(Dust Removal)」などの機能を装備する。 smc PENTAX-DA L 18-55mm F3.5-5.6 ALは、 焦点距離27.5〜84.5mm相当の画角(35mm換算)を備え、広角から中望遠域までをカバーするコンパクト設計の標準ズームレンズ。高性能非球面レンズや異常低分散ガラスを採用した最新の光学系で、諸収差を良好に補正するという。 そのほか、仕様詳細は以下のとおり。●PENTAX K-m・撮像素子:23.5×15.7mmサイズCCD・画素数:有効1,020万画素・感度:AUTO/ISO100〜3,200・AF測距点数:5点(SAFOX VIII、全てクロスタイプ)・シャッタースピード:1/4000〜30秒・連続撮影:最高3.5コマ/秒・ディスプレイ:2.7型液晶・記録メディア:SD(SDHC)メモリーカード・電源:単3形電池×4・本体サイズ:幅122.5×高さ91.5×奥行き67.5mm・重さ:約525g(本体のみ)●smc PENTAX-DA L18-55mm F3.5-5.6AL・マウント:ペンタックスKAF・レンズ構成:8群11枚・絞り方式 完全自動絞り・最小絞り:F22〜F38・絞り羽根枚数:6枚・最短撮影距離:0.25m・フィルター径:52mm・最大撮影倍率:0.34倍・最大径:68mm・全長:67.5mm・重さ:200g・フード:PH-RBA 52mm(別売り)