プリンストンテクノロジーは21日、法人向けラックマウント型NAS「proNAS」シリーズの追加モデルとして、タワー型NAS「DN-503AH-PDCシリーズ」を発表した。価格はオープン。発売は12月上旬に予定されている。 DN-503AH-PDCシリーズは、ラックの設備がない環境でもラックマウント型のproNASと同様の機能が利用できるという製品だ。コンパクトな筐体ながら最大5台、最大容量5TBのハードディスクを内蔵できるほか、RAID0+1/5/6対応ハードウェアRAIDコントローラを採用し、高い安定性と信頼性を実現するという。また、ギガビットLANを4ポート備えているのも特徴だ。 このほか、継続的な運用を実現する「proNAS HA機能」や遠隔地でのデータレプリケーションが可能な「レプリケーション機能」を標準で搭載。すべてのモデルで3、4、5年のオンサイト保守が標準で付属する。なお、サーバリカバリソリューションソフト「Acronis True Image Echo Server」をバンドルしたパッケージモデル「for Windowパッケージモデル」、および「for Linuxパッケージモデル」も同時に発売される。 容量は1.25TB、2.5TB、3.75TB、5TBの4モデル。本体サイズは199×338×264mm、重量は13kg(HDD重量を含む)。メインシステムのCPUがIntel Pentium Dual-Core 1.60GHz、メモリは2GB DDR2-533 SDRAM。インターフェイスはギガビットLAN×4、COMポート×2、PS/2×1、D-sub 15ピン×1。対応クライアントOSはWindows 2000/XP/Vista、UNIX/Linux、Mac OS 9/Xとなっている。