レノボ・ジャパンは29日、中小規模企業向けの「ThinkServer」の提供を開始し、サーバー市場に参入すると発表した。管理ソフトウェアと、90日間のトライアル・サービス「ThinkPlus Priority Support」も提供する。 ラインナップは5モデル。タワー型を3モデルとラック型のx86サーバーを2モデルになる。Microsoft Windows Serverおよびノベル社のSUSE Linux Enterprise Serverに対応している。小規模向けにはインテル Core2 Duoプロセッサーとインテル Xeon プロセッサー3000または3200を搭載する「ThinkServer TS100 Tower」と「ThinkServer RS110 Rack」を、中規模企業向けとしてはインテル Xeonプロセッサー3000または5000を搭載する「ThinkServer TD100 Tower」、「ThinkServer TD100x Tower」、「ThinkServer RD120 Rack」を用意する。 「ThinkPlus Priority Support」は、ハードウェアとソフトウェアの24時間対応の電話サポート、上級レベルの技術者による電話対応、4時間のオンサイト・サービス(オプション)、オンライン・サーバー・データ・バックアップ(オプション) 、サーバーの設置とオンライン・トレーニング(英語)のサービスを含む「ThinkPlus Productivity」パッケージ(オプション) 。管理ソフトは基本的なハードウェア設定ツールである「ThinkServer EasyStartup」、更新ツール「ThinkServer EasyUpdate」、ネットワーク上の1つまたは複数のサーバーのパフォーマンスを単一コンソールで監視する「ThinkServer EasyManage」となっている。