米Symantecは8日、企業向けネットワークアクセスコントロール製品「Symantec Network Access Control」のアップグレードを発表した。提供は8月20日より開始される。 Symantec Network Access Controlは、企業ネットワークへのアクセスを制御し、エンドポイントセキュリティポリシーの適用やエンドポイントのコンプライアンス状況の検出が可能な製品。今回のアップグレードにより、管理下のエンドポイント、ゲストユーザー、管理外デバイスに対する総合的なポリシーエンフォースメントが提供されるほか、管理ユーザーとゲストユーザーに対する統合的なネットワークアクセス制御ポリシーが Symantec Endpoint Protection Manager ですべて設定、管理できるようになった。具体的には、ゲストユーザーのアクセス向けの統合的なオンデマンドディゾルバブルクライアントがSymantec Network Access Controlエンフォーサアプライアンスから直接配布され、ゲートウェイ方式、またはDHCP方式で簡単に実装できるため、管理外のエンドポイントが企業ネットワークに接続を試みると、そのエンドポイントが適切に保護されているか、セキュリティソフトウェアがインストールされているかどうかを確認できる。 また、オンデマンドクライアントのダウンロードの手順の一つとして Webログインを提供し、ゲストユーザーの認証、およびIDベースのアクセス制御がサポートされた。ユーザーは、Active Directory、LDAP、RADIUSに保存されているログイン情報、またはエンフォーサにローカル保存されているログイン情報によって認証され、LAN エンフォースメントを有効にすると、認証済みゲストユーザーがアクセスできるネットワークリソースをRADIUSの属性により制御できる。 さらに、MACアドレス認証機能が拡張され、管理外デバイスに対して802.1x対応の環境でのネットワークアクセスをエンフォースできる。
米Symantec、Windows Server 2008対応の「Veritas Storage Foundation 5.1 High Availability for Windows」2008.8.5(火) 17:17