ポリコムジャパンは19日、中小企業および大企業の中小規模拠点向けの高性能な多地点会議プラットフォーム「Polycom RMX 1000」リアルタイム メディア会議プラットフォームを発表した。価格は385万円からとなっている。 Polycom RMX 1000は、「HD Video」、「HD Content」(H.264圧縮を使用したH.239)に加え、CDレベル(22KHz)の音声とStereoSurroundの両機能を備えた「HD Voice」、AES暗号化がサポートされている。さらに、パケットロスによるビデオ通話への影響を最小化するポリコムのLost Packet Recovery(LPR:パケットロス時の音声・映像データ修復機能)により、SOHOや小規模拠点など、ネットワークがビデオ通話に最適化されていない環境でも快適に利用できるとしている。 また、同社は音声会議とビデオ会議用の設置型音声会議ソリューション「Polycom SoundStructure」シリーズも発表した。全ての入力チャンネルにアコースティック エコー キャンセラーを適用した22kHzの広帯域ステレオ音声、全入力チャンネルでのハウリング除去とノイズ キャンセラー、オート ゲイン コントロールなどの機能により、相手と同じ部屋にいるかのような会議が可能になる。また、ポリコムのHD対応製品とのシームレスなインテグレーションPolycom HDXビデオ会議システムへの直接デジタル接続が可能で、Polycom HDXマイクや拡声器の出力にPolycom SoundStructureを接続し、Polycom SoundStructureデバイスに設定ファイルをアップロードするだけで、高音質な音声システムを短時間で簡単に構成できるとしている。 Polycom SoundStructureシリーズの価格(消費税抜き)は8チャンネルのSoundStructure C8が87万円、12チャネルのSoundStrucuture C12が114万円、16チャンネルのSoundStrucuture C16が140万円。SoundStrucuture C12の簡易モデルであるPolycom SoundStructure SR12の価格(消費税抜き)は81万円となっている。