ジュニパーネットワークスは15日、同社の「WXシリーズ」WAN最適化プラットフォームがジェイサットの法人向け衛星ブロードバンドサービス「SPACE IP」に導入されたと発表した。 2007年4月に商用化されたSPACE IPは、ジェイサットが所有する通信衛星「JCSAT-SA」を利用して離島も含めた日本全土を幅広くカバーしているため、地上ネットワークが未整備な地域でも最大上り2Mbps、下り10Mbps(ベストエフォート)のブロードバンド接続ができるサービス。今回導入されたのは、「WX15」、「WX20」、および「WX60」の3機種。同社では、広域性、広帯域性、機動性、対災害性など、衛星通信の持つ本来の強みを最大限発揮して、通信パフォーマンスの向上を達成できたとしている。