米Yahoo!は12日(現地時間)、米Microsoftの買収提案が最終結論に至ったと発表した。 発表によると、6月8日のYahoo!チェアマン、Roy Bostockと同社役員らが出席した話し合いを含む数回の協議の結果、Microsoftから提案された同社の検索事業のみの買収について、Yahoo!が掲げる検索とディスプレイ市場の融合というYahoo!の事業戦略には検索事業が不可欠、かつ検索事業の売却は株主の利益にならないとの判断を示し、交渉を打ち切るとした。 Microsoftでは、Yahoo!のこの結論を受けて「5月3日、および5月18日に表明した通り、Yahoo!の完全買収を行うつもりはない。その他の提携方法についてはまだ話し合いの余地はある」とのコメントを発表している。