メタバース事業を展開するココアは26日、バップおよびフォアキャスト・コミュニケーションズを割当先とする第三者割当増資を行ったことを発表した。 日本テレビグループである両社との資本提携により、さらなる事業基盤、財務基盤の強化を行うことが狙いだという。またコンテンツプロバイダー、媒体である両社の協力を得ることで、クロスメディア展開など、「meet-me」の新たな可能性を探るとのこと。 ココアは今後、事業展開のスピードを加速し「meet-me」がメタバース分野におけるグローバルプラットフォーマーとして確固たるポジションを確立すべく、事業展開を図っていくとしている。 今回の第三者割当増資により、ココアの株主はトランスコスモス、フロム・ソフトウェア、産業経済新聞社、伊藤忠商事、フジテレビジョン、みずほキャピタル、クオラス、イオン、バップ、フォアキャスト・コミュニケーションズ、スクウェア・エニックス、みずほコーポレートとなる。 「meet-me」は、カーナビと同等のデジタル地図をもとに東京を再現し、現実社会に限りなく近い“コモンセンスの維持”をテーマとしたメタバース(3Dバーチャル空間でのコミュニケーションサービス)。