グラフィとオムニサイソフトウエアは8日、Web系システムの構築、運用を可能な限り自動化し、低価格で新たなWeb情報システムを構築することを可能にするインフラを発表した。 オムニサイのネットワーク/サーバ管理システム「Eden」、グラフィが新規に開発した「グラフィ CMS」を中心として、Firewall/IPS、ロードバランサ、iSCSIベースのストレージシステムを活用し、DNSを含めた構成管理、運用管理を自動化するという。さらに冗長性をもったシステム構成によって、サーバ群の管理運用のダウンタイムを最小化した。 すべてのサーバ群は、EdenシステムによるSNMPおよびIPMI2.0ベースの監視管理によって自動運用されており、サーバ管理システムとコンテンツ管理システムによって連続運用。ストレージシステムとしてはiSCSIを使用することで、データベースサーバの冗長化も実現したとのこと。 今後グラフィは、新たにWeb系サービス開始、運用管理やコンテンツ管理改善を検討する企業に対して、本システムの活用を提案していくことを予定している。なお本システムの利用は、SaaS型での利用を基本としており、Web系サーバは共用/専用を選択することも可能。