日立ソフトウェアエンジニアリングは18日、長崎県庁の職員ポータルシステムの本人認証手段として、同社の指静脈認証システム「静紋」と指静脈情報を一元管理するアプリケーション「AUthentiGate」が採用され、12月より運用を開始したと発表した。 長崎県庁では、本人確認のために指紋認証を一部職員に採用し、将来的には全職員へ展開する計画だったが、手荒れによって認証制度が低下する課題や指を装置に直接触れさせることへの抵抗感などを考慮した結果、非接触型の静脈認証装置の中でも認証速度が速い静紋が採用された。将来的には本人認証を必要とするすべてのシステムで静紋連携を実現する予定だ。