日立電線は30日、10Gbpsイーサネット対応の集合型メディアコンバータ「XGMC-2016」、および単体型メディアコンバータ「XGMC-2001L」を発表した。販売は2008年2月から開始される。 XGMC-2016は、19インチラックに収容可能な2Uサイズの筐体に従来の4倍となる最大8枚の10Gbpsインターフェイスカードと最大16枚の1Gbpsインターフェイスを収容できる集合型メディアコンバータ。10Gbpsと1Gbpsは併用可能だ。 XGMC-2001Lは、1Uサイズの筐体に10Gbpsを1回線収容する単体型メディアコンバータ。 両製品ともに電源が二重化され、稼働させたままの状態で交換が可能なホットスワップに対応するほか、通信を止めることなく管理用カードを交換することもできる。さらに、Ethernet OAMを採用することで通信障害時の障害箇所の特定が迅速に行える。 同社では、電送装置全体で2008年度は20億円の売上を目指すとしている。