マカフィーは28日より、クライアントマシンからの機密データの損失を監視・防止する情報漏えい対策「McAfee Data Loss Prevention(DLP) Host」の販売を開始する。
「McAfee Data Loss Prevention(DLP) Host」は、7月に発表されたゲートウェイ用情報漏えい対策アプライアンス「McAfee Data Loss Prevention(DLP) Gateway」と相互補完、さらに「McAfee ePolicy Orchstrator(ePO)」と連動することにより、包括的な情報漏えい対策ソリューションを実現する。
「McAfee Data Loss Prevention(DLP) Host」では、アクセスした情報の不正な転用を防止するため、守るべき情報そのものに「タグ」と呼ばれる認識コードを付与、ファイルやフォルダなどのロケーションベース、テキストなどのコンテンツベース、アプリケーションベースで「タグ」付けを行う。タグ付けされたファイルは暗号化、メール添付、ファイル全体や一部コンテンツのコピー、ペーストや変更、印刷などの処理を行っても、すべてリアルタイムに追跡し、ネットワーク、アプリケーション、リムーバブル ストレージ デバイスを介した漏えいを阻止することができる。さらに「リアクション・ルール」により、タグ付けされたデータの転送・伝送などが行われた場合の対応を定義することができる。