ソフトバンクテレコムは10日、ダイエーが固定直収電話サービス「おとくライン」を導入したことを発表した。 2006年12月より順次切り替え作業を行なっており、2007年8月末時点で2,500回線が導入済みとなった。これによりダイエーは、電話/FAXの月額基本料金の削減、さらに月額通話料の20%削減をできたとしている。また、導入にともない、実際に使われていなかった電話の契約なども整理できたという効果もあるという。 「おとくライン」は、ソフトバンクテレコムの通信設備のみを使い、ユーザどうしを直接つなぐ直収型電話サービス。従来のようにNTT東日本・NTT西日本の通信設備を通さないため、基本料金が低価格になるほか、電話番号はそのまま移行可能となっている(番号ポータビリティ)。また、新規に固定電話を設置する際、これまでのような電話加入権は不要となっている。ただし回線切り替えのための工事は必要。