マイクロソフトは6日、クロスブラウザ・クロスプラットフォーム対応Webブラウザプラグイン「Microsoft Silverlight 1.0」正式版のダウンロード提供を開始した。 Silverlightは、動画・音声のストリーミング配信、Windows Mediaテクノロジによる再生環境を提供するWebブラウザプラグイン。同社では、高度なインタラクティブ性や開発コスト・開発期間の短縮にくわえ、既存の開発ツールやソリューション、サーバなどを利用しながら新しい動画配信や広告モデルを提供できることを利点として挙げている。さらに、米・Microsoftと米・Novellは、SilverlightをLinuxに対応させる「Moonlight」と呼ばれるプロジェクトをmono-project.comで行っている。 また、Silverlight 1.0正式版のリリースに合わせてSilverlight向けのムービープレイヤーテンプレートを含むビデオエンコーダー「Expresssion Encoder」(旧・Expression Media Encoder)英語版がリリースされた。日本語版の提供は2007年秋の予定だ。