7月18日〜20日に東京ビッグサイトにて開催の「ワイヤレスジャパン2007」。Mobile WiMAX端末の展示をピックアップする。 YOZANのブースでは、世界各国で使えるようになるMobile WiMAX端末を参考出品している。「IEEE802.16e-USBデバイス」は、YOZANと英Airspan社が共同開発した「クォードバンドIC」を搭載している。クォードバンドICは、5.8GHzを除く、2.5GHz/3.5GHz/4.9GHzのWiMAXに加え、2.3GHzのWiBroにも対応している。 沖電気のブースでは、パソコンのインターネットアクセスや、次世代カーナビゲーションシステムなどでの実用化を目指しているMobile WiMAX端末を参考出品している。デモはコンテンツ配信サーバの映像をPCで受信するというもので、今年秋に事業者へ免許が交付されれば、その後2年以内の実用化を目指したいとしている。