2製品はいずれも、レノボのノートPC「ThinkPad」とKDDIの提供する「CDMA 1X WIN対応 通信モジュール」を組み合わせたもので、国内の携帯電話通信事業者の通信モジュールを組み込んだPCの発売は日本初という。通信モジュールにはPCI Express Mini Card規格に対応する京セラ製「KCMP」を採用。GPS位置測定機能やOTA機能、簡易位置情報取得機能などの機能を備えるほか、通信速度は下り最大2.4Mbps/上り最大144kbpsに対応。通信にはThinkPad内蔵のアンテナを利用する。
ThinkPad X61(76755BJ)は解像度1,024×768ピクセルの12.1型ワイド液晶ディスプレイを搭載するB5モバイル。CPUはCore 2 Duo T7300(2.0GHz)を採用し、チップセットはインテル GM965 Expressを搭載する。メモリは1GBで、HDDは160GB。OSはWindows XP Professional(SP2)を採用する。
ThinkPad X61s(766894J)はX61同様、12.1型ワイド液晶ディスプレイを搭載するモデル。CPUはCore 2 Duo L7300(1.4GHz)で、チップセットはインテル GM965 Express、メモリは512MB、HDDは80GB。OSはWindows XP Professional(SP2)を採用する。
そのほか、2製品共通の仕様として、無線LANモジュールはインテル Wireless WiFi Link 3945ABGを採用するほか、ギガビットEthernet、Bluetooth、モデムを装備。そのほか、セキュリティチップ、指紋センサーを搭載する。
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