トレンドマイクロは、法人向け総合セキュリティ製品「ウイルスバスター コーポレートエディション8.0」とオプションサービス「Webセキュリティサービス」を6月28日に発売する。 ウイルスバスター コーポレートエディション8.0は、プラグイン対応フレームワークを採用することで導入後でもソフトウェア本体のバージョンアップをすることなく容易に機能追加ができる総合セキュリティ製品。プラグインは、バックアッププラグインなどが予定されている。 Webセキュリティサービスでは、Web閲覧時や不正プログラムによるhttp接続時に接続先ドメインの4段階評価を参照して不正プログラムなどのダウンロードを防ぐ「Webレピュテーション機能」やルートキット検出機能を強化したスパイウェア対策機能、単一のパターンファイルで複数の亜種に対応するGenericClean機能などが提供される。 製品ラインナップと価格は以下の通り。なお、アドバンス製品ではエンタープライズクライアントファイアウォールとWinny対策ツール「アドバンス検索ツール」が付属する。また、サーバ版はサーバOSに対応する。ウイルスバスター コーポレートエディション 8.0 [3万6,000円 / 5ライセンス]ウイルスバスター コーポレートエディション 8.0 アドバンス [4万9,000円 / 5ライセンス]ウイルスバスター コーポレートエディション 8.0 サーバ版 [6万9,000円 / 20ライセンス]ウイルスバスター コーポレートエディション 8.0 アドバンス サーバ版 [9万4,000円 / 20ライセンス]Webセキュリティサービス [1万6,000円 / 5ライセンス] システム要件は、管理サーバがWindows 2000 Server/Advanced Server+SP3以降、Server 2003 SP1以降/R2、Storage Server 2003、Cluster Server 2000/2003、WebサーバがMicrosoft IIS 5.0/6.0、Apache 2.0以上(Windows 2000 Server、Windows Server 2003)、クライアントがWindows Vista Business/Enterprise/Ultimate 32bit&64bit、XP Professional 32bit&64bit SP1以降、Windows Server 2003/2003R2 Standard/Enterprise 32bit&64bit SP1以降、Windows 2000 Professional/Server/Advanced Server+SP3以降。 同社は、今後1年間の販売目標として150億円を予定している。