今回提供が開始されたAXM 4.2は、同社のIP-PBXアプリケーション「Avaya Communication Manager」(以下、ACM)にアクセスする機能を有しており、そのIP-PBX配下にあるオフィスの固定(IP)電話機が提供する電話機能を、携帯電話網および企業内無線LANの両環境にも提供するアプリケーションだ。AXM 4.2を使うことで、電話の発着信や保留、転送、電話会議といったオフィスの固定電話と同様の機能を携帯電話でも利用できるようになるというわけだ。また、固定電話のダイヤルイン番号をパーソナル番号として使用し、固定電話にかかってきた電話を携帯電話で受けたり、携帯電話の番号を通知せずに顧客に電話をかけたりするといったことも可能になる。