1DINという限られたサイズに、3.5型ワイドという大型サイズのカラー液晶モニターを備え、40GB・HDDにはナビ機能まで備えるモデルが日本ビクター(JVC)より登場する。2007 CES(米ラスベガス)に展示されている。 1DINスペースにこれだけの大画面が搭載できたのは、取付スペースよりも前側に出ているパネル部分を少しだけ大きめにしているから。これは昨年登場したDVDレシーバーでも採用されていたのと同じものだ。 HDDは音楽用に24GBを与え、CDを再生しながら最大で460枚分が録音できる。映像再生系ではDVDビデオの再生をはじめ、圧縮映像のDivXにも対応。MOS-FETによる50W×4chのパワーアンプも内蔵する。 ナビ機能はは約1300万件の施設データを収録し、2D/3D地図の表示にも対応した本格派。地図データはNAVTECを採用した。モニターにタッチパネル機能は備えられていないが、ワイヤレスリモコンを付属。交通情報はRDS-TMCによって取得することができる。価格は1000ドルを想定している。(会田肇)