フュージョン・コミュニケーションズ(フュージョン)とウェルトーンは9日、Skypeから公衆回線への通話サービス「フュージョンでSkype」を15日から開始すると発表した。 フュージョンでは、公衆回線からIP電話(050電話)への通話をSkypeに転送するサービス「Multi-Gateway for Skype」を2006年9月から提供している。15日よりフュージョンでSkypeが開始することで、Skypeと公衆回線が050番号を用いて相互につながるようになる。 料金はフュージョンのIP電話サービスと同様。基本料金は月額399円、通話料金は固定電話あてが一律で3分8.4円、携帯電話は1分16.8円など。050番号を用いて公衆回線網からの着信も受けられるようになる。 ちなみに、Skypeに標準で搭載されている固定電話への通話サービス「SkypeOut」では、相手先に通知される電話番号が「番号通知不能」などになり、誰から電話がかかってきたのか分からない。フュージョンでSkypeでは、Skypeから発信された通話を、フュージョンのIP網を経由して公衆回線網に接続し、取得した050の電話番号が正しく通知されるという特徴がある。 また、3,000円分の利用権やハンドセットなどが同梱されたスターターキットも販売される。購入ののち、オンラインで申し込むと利用できるようになる。●「フュージョンでSkype」スタータキット(USBハンドセット版) 価格:5,980円(税込)型番:WBKIT-2001 内容:ウェルトーン製USBハンドセット(本体・置き台)、マニュアル/保証書、かんたん設定ガイド、FUSION IP-Phone 3,000円分利用料(工事費、月額基本料を含む)●「フュージョンでSkype」スタータキット(イヤフォンマイク版) 価格:980円(税込)型番:WBKIT-1003 キット内容:ウェルトーン製イヤフォンマイク、マニュアル、かんたん設定ガイド、FUSION IP-Phone 3,000円分利用料(工事費、月額基本料を含む)