「欲しいものはとりあえず言ってみろ!」そんな暴言が飛び出した、この前の飲み会。ではお言葉に甘えて。えー私みおみおは、このぬくそうな「USBあったかマウスパッド」がほしいのです。あと、スピーカーもほしいのです。後ほど「RBB TODAYブロードバンドアワード2006」にこっそり応募します。よろしくお願いします。さて。今週はクリスマス企画で行こう、となりました。当方も若い女子。もちろんクリスマスにはキャッキャしている、と思いきや、サンタさんはもう来ない。クリスマスの朝の、燃えたぎるような熱情が消え失せた身としては、やや盛り上がりを欠いているのも事実です。こんなではいけない!クリスマス一色の街に飛び出して感化されてこよう!以前中華街でご一緒したカメラマン氏に同行をお願いして、新宿から飛び出していきました。まず東京・表参道にある表参道ヒルズへ。原宿駅からラフォーレのある交差点を越えて、そのまま進んでいくと左手に見えてくるランドマークが表参道ヒルズです。表参道に来るのはモモと絡んで以来です。注目の表参道ヒルズですから、人がいっぱい。さぞ、クリスマス、クリスマスした派手な装飾があるのだろうと思いきや、そうでもなく…ちょっと変わったイルミネーションが。電飾は表参道には、もう古いってことでしょうか?時間が経つにつれ、青や黄色に変わっていく柱型のライトが道に添って建ち並んでました。小さなライトがちりばめられているイルミネーションとはまた違った趣。「なんか、どこかの名物みたい?」道行くどなたかの声が耳に入ってきました。それを聞いて、何か脳裏にひらめくものが。急ぎ足で、歩道橋の上から道路をのぞいてみると…—四角い柱状の温かい灯りはまさに和紙のぬくもり。—その間を走る車のライトが、流れてゆく水のごとき様相。これは、灯籠流し………!!!古き良き、日本の伝統!クリスマスよりもね。おしゃれな街・表参道で、面白い発見をしたところで、次へ。やってきたのはビジネスオヤジの街、新橋。その駅の反対側にある汐留シオサイトは日本テレビや、IT広告企業などがある、モダンにサイバーでカッコイイスポット。カメラマン氏の案内で来たのは、旧新橋停車場。日本で最初に敷かれた鉄道は、新橋ー横浜間。その新橋駅の跡地に、当時の駅舎を再現したものがあります。そこに、クリスマス限定でしょうか。夜空へと向かう、光輝く機関車が!郷愁の思いを誘う旧駅舎。その周りには、現代日本の最先端を走る、シオドメビル群。機関車はその2つを、決して相反させることなく、優しく包み込みながら、温かい灯りを、強くその身に宿し、悠久の彼方へと旅立とうとしているのです。なんて浪漫的。耳を澄ませば、聞こえてくる気がしませんか?「メーテルゥゥゥゥッ!!!」汽車を追いかけて走る少年の渾身の叫び声が…(編集部注:みおみおは時々暴走します。戻って来い)…今、ちょっとカッコいいこと言ってたのに!!この性格が憎いっ!!もういい!そういえばmixiで可愛いあの子が書いてた、青い波うつライトアップを見て帰ることにしよう……。……って、どこに????。見つからないよ?青いイルミネーションはどこさぁぁーーっ(カメラマンを連れまわして歩いて探し回ること30分)「寒いし、もう移動しようよ…」カメラマン氏のそんな訴えが聞こえたような気がして敢え無く、汐留を後にしました。※件のライトアップは、“カレッタ汐留”にあるそうです。 実在するんです。 “若者の心を持ってない奴にはたどり着くことさえできない桃源郷”とか、 そんな感じなのでしょうか。ここでセレブチックに路線変更。東京・銀座、世界的にも有名な真珠のミキモト本店です。入り口前に毎年飾られるツリーは、なかなか有名らしいですよ。私は初めて聞いたのですが!さて、ミキモト前に着きました(唐突)おお?おおおおおおおお!!!これは、でかい!私が5人くらい縦に並べるくらいでかい!あ、ここはちょっと、銀座にふさわしくきれいな言葉遣いで。わたくしが、お5名くらい、糸がお従いになる方向に、おならびになられるほど、おおきい…のような。銀座の気品と、世界のMIKIMOTOクォリティを象徴するかのような、繊細美麗なクリスマスツリーです。銀ブラを嗜むおばさま、おねえさま方が、しきりに写真を撮ってました。負けてられない!!携帯カメラなど生ぬるい!この美しさを捉えるには、一眼レフで…!!カメラマン氏から、NIKON D200(完全プロ仕様、デジタル一眼レフのおカメラ)を強奪。撮るっ!撮るっ!撮るっ!(掲載されるのは、カメラマン氏撮影の写真のみだけど!!)最近、とみに差し迫る締め切りをかわすため、カメラマン氏から、この場で写真を受け取ることにしました。ノートPCに貰い受けた写真の総量は、全部で152MB!なかなか!(1枚の解像度は1936×1296。容量は約1MB)賢明な読者様はもうお気づきだろうか。そう。dokoyo.idの登場である。dokoyoにも繋げて、さぁメールで編集部に!というところで、「あ、容量大きいからメールでは送らない方がいいよ」との、カメラマン氏からのアドバイス。dokoyoでつないだ先は、無線LANでブロードバンド。大容量もスイスイですよ?「それはわかるけど、メールで152MBも送るのは危ないって」あ、確かに。会社のサーバーに送りつける訳だから、数分間、業務に支障をきたす可能性もあり得るか。でも他にどんな手が?「僕たちがよく使うやつだとね」と“おくりん坊”というサイトを紹介してもらいました。“宅ファイル便”などに代表される、無料ファイル転送サービスの1つです。時間の早さを競うネットニュース界では、取材のあとに、どれだけ早くデータを渡せるかが勝負なんだとか。だから、取材現場の近くから、無線LANスポットで送ることが多いんだって。「もうマックとかモスとか行き飽きた!」って、切実なカメラマン氏の叫びっ!どっちにしろ大容量には、ブロードバンド環境は欠かせません。また、大切な写真データを横取りされるのは、プロカメラマンにとっては致命的!VPNに入っているというのが、とてもよさげです。そして最後ですが、この日まわりきれなかった場所、東京ドームシティーの画像です。大変なことになってます。みなさん一度行ってみては?