アセロス・コミュニケーションズは6日、デスクトップPCおよび低価格ノートPC向けの無線LANチップ「AR5007EG」を量産出荷した。 AR5007EGは、IEEE802.11g規格に対応したPCI Express接続の無線LANチップ。低ノイズアンプ(LNA)とパワーアンプ(PA)を搭載しながらも前世代の4層基盤から2層基盤に集積率を向上させることで、プリント基板(PCB)コストを50%、残りの部品表(BOM)を25%削減した。対応セキュリティ規格はIEEE802.11iで、サービス品質(QoS)を保証するIEEE802.11eにも準拠するほか、Windows Vistaの認証も取得済みだ。