【スピード速報】はhttp://speed.rbbtoday.com/の1週間分の計測データをもとに各種の統計データを速報でお伝えする。このサイトはIXに計測専用サーバを置き、月間計測数は40万を超え、統計データとしても十分な精度と信頼性を持っている。 今回は2006年10月31日〜11月06日の全測定データを用いて、最新の手法によりIPアドレス等を用いた回線種別解析を行い、種別ごとの測定件数割合を算出した。 なお、「その他 FTTH」は光ファイバによる測定データのうち「Bフレッツ」「TEPCOひかり」以外によるデータ数と、判別ができなかったデータ数の和であり、「その他 ADSL」についても同様とした。また、光ファイバによる通信のうち「Bフレッツ」「TEPCOひかり」以外でCATVが提供したデータ件数は「CATVインターネット」に、専用線である件数は「専用線」に加算した。 グラフを見ての通り、光ファイバ(FTTH)が過半数を超えており、その内訳では、Bフレッツが全体の3分の1以上であるところに、TEPCOひかりが食い込んでいる。また、CATVインターネットは僅差でADSLを超え、大きな勢力となっている。 今回はじめて明らかとなったADSLの内訳は、フレッツ、Yahoo!、アッカ、イーアクセスの順となった。ただし、各社においてADSLのみにとどまらないサービス拡充が見られることから、これはあくまでもADSLという狭い範囲での順位付けの一つに過ぎない。 光ファイバ網の普及により、これらの割合がどう変化していくかに注目したい。