チームラボビジネスディベロップメントが運営する音楽SNS「wacca(ワッカ)」は、アーティスト自身が作った楽曲を販売できる有料配信サービスを始めた。 アーティスが楽曲をアップロードし、一方のユーザは視聴もできる。これによりアーティスはレーベルなどを通さず、ユーザに直接、楽曲を提供できる。有料配信楽曲の売り上げの約70%が、アーティストに還元される。 アップロードできる楽曲は、アーティスト自身が著作権を保持・管理している楽曲に限る。ダウンロード販売する楽曲にはDRM(著作権保護機能)が付加されており、オーディオプレーヤーへの転送回数やCDRへの書き込み回数をコントロールできる。 なおアーティストと一般ユーザは、無料でwaccaに会員登録できるしくみだ。同社では2006年末までに10万人の会員獲得を目標にしている。