先ごろ米ボストンで開催された「WiMAX World USA Conference & Expo」では、140社ほどの出展社が集まり、さまざまなWiMAX関連製品が展示された。同イベントの詳細はRBB TODAYのWiMAX特集でもレポート済だが、実際に現地を訪問したアッカ・ネットワークスの高津智仁氏(WiMAX推進室 副室長)は、このイベントを振り返り、「米国は新しいものに対するフロンティア精神があり、電話の交換機からIP電話に移行するような大きな盛り上がりを感じた」と語る。ただし、インフラ系のハードベンダを中心に進んでいるようで、まだ明確な提供サービスイメージやビジネスモデルについては、これからという印象を受けた。そのような中で、「キャリア側の立場として、WiMAXのビジネスモデルに直結するようなものを、先手を打って進めていく必要がある」(高津氏)と強調する。 たとえば、高津氏がビジネス上の観点から、WiMAX Worldで特に印象に残った出展は、WiMAXのトリプルプレイサービスを展開するwiNetworks社のブースだったそうだ。同社は、トリプルプレイサービスに加え、WiMAXモバイルTVやインタラクティグTV、VODといったサービスの展開も視野に入れている。今後のインターネットTVがリアルタイム放送として進化していくのか、あるいはVODのようなサーバ蓄積型として進化していくのか、とても興味深く感じた」(高津氏)という。