ウェブルート・ソフトウェアは12日、詐欺的なセキュリティ対策ソフト「DriveCleaner」の日本語版をあらたに発見したと発表した。 Drive Cleanerは、システムのスキャン中を装うアニメーションと、偽のスキャン結果を表示することにより、トライアル版のインストールを強要するというもの。さらに、トライアル版をインストールしたユーザに対しては、システムが過剰に危険であるかのようなスキャン結果を表示し、正規版の購入を促すという。 なお、Drive Cleanerが不要な場合は、DriveCleanerにて提供されているアンインストーラーまたは、同社のスパイウェア対策ソフト「Spy Sweeper」の最新の定義ファイルで削除できる。 今回の件に際し同社は、「海外の詐欺的なセキュリティソフトの日本語版が増えているので、ユーザはソフトウェアのインストールには十分注意してください」と注意を促している。