エキサイトは3日、インターネット広告にテーマを絞ったニュースサイト「ウェブアド タイムス」を創刊した。 特徴は、従来のインターネットを用いたマーケティングやプロモーション、広告がもっていた問題点の排除を念頭に置いたコンセプト。これまでは、「技術革新が早すぎてメニューについていけない」「専門用語が多すぎて理解できない」「広告メニューが多い・複雑すぎる」といった点が問題で、一部の上級ユーザ以外は受け付けにくいところがあった。 しかし、専門用語を極力使わず、広告がもっている本来のワクワク感や戦略の重要性などを伝えていくニュースサイトにすることで、多くの人に読んでもらえるようにするとしている。読者としては、ネット業界はもちろんのこと、企業の宣伝担当、広告やメディアの進化や動きに関心の高い人などもターゲットとしているとのことだ。 なお特集記事は一部を除き、「わかりやすさ」を重視してインターネット広告に関するトピックスをテキストと動画で配信するスタイルを採用。そのほか、ニュース、用語集、データなども用意。中には、大手企業に行った「インターネット広告」に対する戦略・意識についてのアンケート結果もある。また、記事にはトラックバックが可能で、RSS配信にも対応とのこと。さらに、用語辞典はWikiのシステムを使用し、ユーザが参加できる仕組みにもしてあるので、その点もポイントとなっている。 概要は以下のとおり。・特集 テキストだけでなく、動画も豊富に使用した(一部を除く)メインコンテンツ・ニュース 進化する企業サイトのコンテンツやトレンドを紹介・用語集 インターネット広告推進協議会の用語集をベースに作成した「インターネット広告用語辞典」。Wikiのシステムを使用しているのが特徴で、協議会作成の文章以外は一般ユーザの加筆・修整が可能・アンケート 大手企業の宣伝部に「インターネット広告」に対する戦略・意識についてのアンケートを実施し、その結果を掲載・データ集 インターネット広告費の伸び率、メディア接触時間など、媒体担当者が確認したい最新データを配信・リサーチ データに基づき、最近のインターネット広告に関するトレンドについて報告・エキサイト広告事例 エキサイトで実施し、成功したキャンペーン情報を紹介