ペンタックスは、手ブレ補正機構「SR」(Shake Reduction)とゴミ除去機能「DR」(Dust Removal)を搭載した1,020万画素デジタル一眼レフカメラ「K10D」を10月下旬に発売する。価格はオープンで、実売予想価格は12万円前後(ボディのみ)。また、標準ズームレンズ「DA 18-55mm F3.5-5.6 AL」をセットにした「K10Dレンズキット」も用意する。価格はオープンで、実売予想価格は13万円台半ば。 K10Dは、72個所にシーリングを施した防塵・防滴構造となる、中級者向けのレンズ交換式デジタル一眼レフカメラ。ファインダーは、ガラスペンタプリズムを採用し、視野率95%、ファインダー倍率は0.95倍となる。測距点は11個所で、中央9個所がクロスセンサー。 画像処理エンジンには、新開発の「PRIME」(PENTAX Real Image Engine)を採用したほか、ADコンバーターは22ビット(420万階調)、メモリは高速タイプのDDR2。液晶ディスプレイは2.5型21万画素、視野角は140度。連写機能は毎秒3コマ、撮像感度はISO100〜1,600。内蔵フラッシュはガイドナンバー11。記録メディアはSDメモリーカードを採用する。 本体サイズは幅141.5×高さ101×厚さ70mmで、重さは710g(本体のみ)。バッテリー寿命は500枚としている。