楽天は、北海道をはじめとする地方競馬12主催者と、勝馬投票券のインターネット販売業務について、楽天が業務委託を受けることで、本日、基本合意したと発表した。 この業務提携については、北海道からの提案を契機に検討してきたことを踏まえて、基本合意の調印は北海道を地方競馬12主催者の代表として行い、サービスの開始時期は年内をめどとして、今後、内容の検討を進めていくという。 また、今回の基本合意により、楽天が提供する馬券販売システムは、すでに発表済みの南関東4競馬場を合わせ、初の地方競馬統一馬券販売システムとなる。楽天では、同システムが地方競馬馬券販売システムの事実上の標準となることを目指すとしている。 今回の提携は、今までの楽天にない顧客層や新たなコンテンツを獲得し、さらなる販路の拡大を目指す楽天と、勝馬投票券の売得金額を伸ばしたい地方競馬12主催者との思惑が一致し、基本合意に至ったという。 楽天は地方競馬全体のファンの裾野を広げるべく、インターネットコマースのマーケティングノウハウを最大限に活用し、地方競馬の活性化に貢献していくとしている。 地方競馬12主催者は以下のとおり。●地方競馬12主催者の主催者名/通称/競馬場・北海道/ホッカイドウ競馬/旭川、門別、札幌・北海道市営競馬組合/ばんえい競馬/北見、岩見沢、帯広、旭川・岩手県競馬組合/岩手競馬/盛岡、水沢・石川県/金沢競馬/金沢・金沢市/金沢競馬/金沢・岐阜県地方競馬組合/笠松けいば/笠松・愛知県競馬組合/名古屋けいば/名古屋、中京・兵庫県競馬組合/そのだけいば、ひめじけいば/園田、姫路・福山市/福山けいば/福山・高知県競馬組合/高知競馬/高知・佐賀県競馬組合/さがけいば/佐賀・荒尾競馬組合/荒尾けいば/荒尾