楽天もいよいよSNSに本格参入だ。楽天が運営する総合コミュニティサイト「楽天広場」では3月27日より、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)である「楽天広場リンクス」の提供を開始する。 日本のSNSはmixiの“一強”となりつつあるが、「楽天広場リンクス」は、55万人(2006年3月現在)のユーザを抱える「楽天広場」と連動するのが強みだ。 開始当初は「楽天広場ブログ」のヘビーユーザを限定招待し、以降、招待制による相互承認型の友人関係プラットフォームを提供する。情報の開示レベルを選択できるほか、「友人にメッセージを送る」「グループ設定」「一言コメント」などのSNSの基本となる機能が用意されている。また友人をグループ分けして、それぞれに情報の公開レベルを個別設定できるとのこと。 なお、これらSNS機能は他サービスにOEM提供される見込みで、その第一弾として、楽天グループのクチコミ就職情報サイトである「みんなの就職活動日記」ユーザへの提供を4月に予定している(先着300名の自主登録)。