マランツコンシューマーマーケティングは、上級モデルと同じDACを採用するなどさまざまなオーディオ専用パーツを用いた、ミドルクラスのSACDプレーヤー「SA8001」を4月に発売する。ボディカラーは、ゴールドとシルバーの2色を用意。価格は94,500円。 SA8001は、上級モデルと同じシーラスロジック製のDAC「CS4397」を採用しているほか、新開発の低漏洩磁束トロイダル型トランス、同社独自の高速電圧増幅モジュールHDAMを採用した電流帰還形の出力アンプ回路などにより、高音質を追求した製品。 部品だけでなく機器内部のレイアウトにも配慮しており、信号ロスのないいピュアな伝送を行うため、メカモジュールを向かって左側に配置し、電源回路、アナログオーディオ回路、デジタル出力回路、ヘッドホン回路をできる限りシンプルで線路長が短くなるようなレイアウトとなっている。 また、デザインも一新しており、丸みを帯びたヘアライン仕上げを施したアルミフロントパネルと、シンプルなボタンレイアウトにより質感が演出されている。