ペンタックスは、600万画素のスタンダードなコンパクトデジタルカメラ「オプティオ M10」を3月上旬に発売する。価格はオープンで、実売予想価格は3万円前後。 オプティオ M10は、光学3倍ズームレンズと有効600万画素CCD、2.5型微反射タイプの液晶ディスプレイなどを小型・軽量のボディに搭載した、スタンダードモデル。 機能面では撮影時の各種設定がフルオートで行われる「グリーンモード」を搭載。専用ボタンを押すだけで撮影シーンに応じた露出や感度、ホワイトバランスなどが自動的に設定される。 基本スペックでは、1/2.5型618万画素CCD、35mmフィルム換算で35〜105mm相当の光学3倍PENTAXズームレンズ、約11.5万画素の2.5型液晶ディスプレイを装備。レンズのF値はF2.8〜F4.9、感度はISO64から4段階でISO400まで対応する。 本体サイズは幅89.0×高さ59.5×厚さ24.5mm、撮影時重量は165g。電源には単3形電池2本を採用しており、アルカリ、リチウム、ニッケルマンガン、ニッケル水素充電池が使用可能で、連続撮影枚数はアルカリ乾電池使用時で約220枚。記録媒体にSDメモリーカードを採用しているのに加え、内蔵メモリとして22Mバイトを搭載する。