楽天が金融事業をさらに強化する。アメリカンホーム保険会社とは少額短期保険、新生銀行とは住宅ローン、東京都民銀行とはインターネットバンキングに関して業務提携を締結した。 いずれの提携でも、楽天が持つインターネット上のマーケティングノウハウを生かして、金融商品を販売していくとしている。 アメリカンホーム保険会社との提携では、少額短期保険を取り扱う合弁会社「楽天インシュアランスプランニング株式会社」を設立。楽天が80%、アメリカンホーム保険会社が20%を出資する予定だ。3月に設立し金融庁に届け出ののち、営業を開始する。 新生銀行との提携では、住宅ローンの専業の金融会社「楽天モーゲージ株式会社」を設立。楽天と新生銀行が50%づつ出資し、10月1日からの営業をめざす。 東京都民銀行との提携では、7月をめどに“楽天支店”を開設し、楽天グループのユーザにネットバンキングを提供する。さらに、インターネット銀行の設立について協議を行う。