アルパインは2006CESにおいて、『iPod』コントロール用インターフェイスを内蔵したカーオーディオの新ラインナップを発表した。対応したのはDVDレシーバー『DVA-9861』をはじめ、CDレシーバー『CDA-9857』、『CDA-9856』、『CDE-9852』の4モデル。 いずれもiPodとダイレクト接続してコントロールできる専用端子を用意することで、iPod本体を直接操作しているようなスピードでiPodを動作できるようになる。その速度は従来のiPodインターフェイス『KCA-420i』を使用していたときの9200bpsが1万9800bpsにまで向上しているという。 実際に操作してみると、その動きの良さは抜群で、とくに曲の検索では今までとは桁違いのスピードが実感できた。もちろんディスプレイ上にはiPodの内容が表示できる上、音声信号の入力も可能となる。接続するには別売の接続ケーブル・KCE-425iが必要となる。 なお、このシリーズは日本でも13日から幕張メッセで開催する東京オートサロンの会場でプレス発表され、会場展示も行われる見込みだ。《会田肇》