センドメールは、進化しつつあるインターネット電子メール技術を、企業やISPのメールシステムへシームレスに適用できるようにする、「送信ドメイン認証対応ゲートウェイソリューションパッケージ」の提供を12月19日に開始する。 ゲートウェイソリューションパッケージは、メール配信サーバ「Sendmail Switch」とメールセキュリティ管理の統合プラットフォーム「Sendmail Mailstream Manager」をベースとしたもの。自社サーバを送信ドメイン認証対応させるためのSPFレコード作成などに関するコンサルティング、認証結果に基づくスパムフィルタリングを行うためのポリシーテンプレート、送信ドメイン認証に対応しながらメール転送やメーリングリストを利用可能にする書き換え処理などに必要なテンプレート、ポート25ブロッキングを実施するためのMessage Submission(587)ポートおよびSMTP AUTH設定ファイルなどが提供されるという。 なお、送信ドメイン認証は当初SenderIDのみが対象だが、DomainKeysまたはDKIMについても順次サポートされる予定となっている。 送信ドメイン認証対応ゲートウェイソリューションパッケージの構成は以下のとおり。■パッケージ構成●製品・Sendmail Switch 3.1・Sendmail Mailstream Manager 2.2J・Intelligent Quarantine 3.0(旧称:Intelligent Inbox)・Sendmail Directory Server 3.1●設定ファイルなど・SenderID処理用ポリシーテンプレート −スパムハンドリング処理 −メール転送処理 −メーリングリスト対応処理・Message Submissionポート/SMTP AUTHの設定ファイル●コンサルティング・SPFレコード作成などについてのコンサルティング(1,000アカウント以上のライセンス購入により4日間まで無料、それ以外は別途見積り)