マクロメディアは12日、プロフェッショナル向けFlash制作ツール「Macromedia Flash Professional 8日本語版」(以下、Flash Professional 8)と、入門価格版の「Macromedia Flash Basic 8日本語版」(以下、Flash Basic 8)を発売した。 Flash Professional 8は、デザイナーやデベロッパーのための、Flashオーサリングツールの最新版。今回の新バージョンでは、世界中のユーザーから得たフィードバックを反映してグラフィック表現力やビデオ、モバイルコンテンツオーサリング機能を強化したほか、使い勝手と信頼性を改善した。また、「Flash Video」(Flash PlayerをターゲットにしたWebビデオ配信)のサポートを大幅に強化し、携帯電話に搭載されているFlash LiteプレーヤーをターゲットとしたFlashコンテンツのオーサリング機能も強化している。 Flash Basic 8は、学生やホビーユーザーが気軽にFlashコンテンツの作成を始められるよう、主要な機能に絞り込むことで、日本国内でのみ戦略的な価格を設定したもの。作業環境についてはことさらに初心者向けにせず、プロのクリエイターと同等の使い勝手を提供している。アニメーションとプログラミングの基礎機能が一通り搭載されており、ActionScriptも使用できるため、十分に高品質なWebコンテンツを制作できる。ただしグラフィックエフェクト群や詳細なアニメーションコントロール、高品質なFlash Video、携帯電話向けのオーサリングといった機能は、Flash Basic 8では提供されない。 ともに店頭販売またはオンライン販売で提供される。それぞれの価格は以下のとおり。いずれも税込み。●Macromedia Flash Basic 8商用版 26,250円●Macromedia Flash Professional 8商用版 88,200円●Macromedia Flash Professional 8アップグレード版 39,900円●Macromedia Flash Professional 8エデュケーション版 33,600円