日立製作所は、テレビやDVD/HDDレコーダー、DVDカムといったデジタル家電製品が半分、先日ニュースにもなったノートPCに内蔵できる指静脈認証機器など開発中の技術展示が半分といったブース構成。 ブースに入ると、CEATEC 2005のトレンドとも言うべき「フルHDプラズマディスプレイ」が参考出品されていた。発売時期を担当に伺ったところ、「来年後半くらいになるのでは」ということであった。 このほか、女性マジシャンの手元をDVDカムで映して種を見破るといった試写コーナーや、500GバイトHDDを2台搭載した1TバイトHDD/DVDレコーダーのケースを外した状態での展示などが用意されていた。また、各社で開発中のブルーレイディスクのPC向けマルチドライブも参考出品された。 技術面の展示では、こちらもトレンドの1つであるワンセグ放送対応のチューナーを参考出品。PCにUSB接続するもので、現時点では音声が外部スピーカーへの別出力だったが、製品化するときにはPCから出力できるようにしたいとのこと。 このほか、CE-ATA対応の1インチHDDを用いた8Gバイトのマイクロドライブや、愛・地球博の日立製作所ブースで使われた「Nature Viewer」のスケルトンモデルを参考出品。また、独自技術によりノートPCに内蔵可能となった「指静脈認証ユニット」など、先端技術もブースの片隅で展示されていた。