シャープは29日、HDDとDVD搭載のデジタルハイビジョンレコーダー4機種を発表した。新ラインアップは、2基の地上デジタルハイビジョンチューナーと1基のBS・110度CSデジタルハイビジョンチューナーを搭載したモデル「DV-ARW15/ARW12」、地上・BS・110度CSデジタルハイビジョンチューナー内蔵モデル「DV-AR12/AR11」となる。価格はすべてオープン。 HDD容量、発売日および実売予想価格は以下のとおり。・DV-ARW15 :500GバイトHDD 12月1日 18万円前後・DV-ARW12 :250GバイトHDD 12月1日 16万円前後・DV-AR12 :250GバイトHDD 10月24日 13万円前後・DV-AR11 :160GバイトHDD 10月24日 11万円前後 DV-ARW15/ARW12では、ハイビジョンレコーディングエンジン「T3」が進化し、ハイビジョン映像を従来比約2倍の処理速度でHDDに録画できるとしている。地上デジタルダブルチューナーとBS・110度CSデジタルハイビジョンチューナーを備えており、地上デジタル放送を2番組同時録画できるのが特徴だ。 また、4機種すべてに電源オフの状態から約1秒で作動する「瞬速起動」機能を搭載。さらに、タイトルウインドゥは、録画中の番組タイトルはもちろん、ハードディスクの残量低下の警告メッセージを表示するなど、使いやすさが向上している。 録画可能メディアは、DVD-R/RW。また、DVD-RAM/+R/+RWなどの再生も可能だ。映像DACは、DV-ARW15が14ビット/216MHz、ほかの3モデルは10ビット/74.25MHz。 インターフェースは、Sビデオ入力×2、ビデオ入力×2、音声入力×2、HDMI出力(上位3モデル)、D4出力、Sビデオ出力、ビデオ出力、音声出力×2、光デジタル出力、同軸デジタル出力(DV-ARW15のみ)、i.LINK、Ethernetなどを備える。