ジュピターテレコム(J:COM)は、小田急ケーブルビジョンを運営する小田急情報サービスの全株式を譲り受け、買収すると発表した。9月30日付で実施されるが、小田急ケーブルビジョンの商号やサービスなどはそのまま継続する予定。 J:COMは各CATV事業者への資本参加を行ってるが、今回の小田急ケーブルビジョンの買収もその一環。小田急ケーブルビジョンは、小田急電鉄沿線の世田谷区、町田市、川崎市、横浜市などでサービスを展開。J:COMのサービスエリアと隣接しているため、特にシナジー効果が高いとしている。 なお小田急ケーブルビジョンの直近の業績は、2004年3月期の売り上げは33.34億円、営業利益は2.14億円、経常利益は1.62億円、純利益は7,100万円、2005年3月期の売り上げは37.02億円、営業利益は1.99億円、経常利益は1.47億円、純利益は1.03億円。