Xserve RAIDは、3Uサイズのエンクロージャーに14基の独立した500Gバイト Ultra ATAドライブチャネルを搭載し、最大7Tバイトのストレージ容量をGバイト当り約215円の価格で提供する。それぞれ512MBのキャッシュを持つ独立したデュアルRAIDコントローラは、385MB/s以上の安定したスループットを実現し、RAIDレベル5を使用するようなもっとも要求の厳しいビデオ制作環境をサポートできる能力を提供する。Xserve RAIDは、Mac OS X、Windows、NetWare、SUSE Linux およびRed HatLinuxの環境で動作認定されている。
またXserve RAIDは、57,540円(税込み)で別売されるデュアルチャネル2GバイトのApple Fibre Channel PCI-Xカードを使用して、XserveサーバまたはPower Macデスクトップシステムとも簡単に接続できる。Mac OS X用の64ビットクラスタファイルシステムであるXsanとシームレスに動作するため、強力で管理しやすいエンタープライズクラスのSANソリューションを低価格で実現できるという。
一方、Xserve 1Uラックマウント型サーバーは、500Gバイトのハードディスクドライブを最大3基搭載でき、1.5Tバイトのホットプラグストレージを実現している。最小構成は346,290円(AppleStore価格、税込み)。デュアル64ビット2.3GHzPowerPC G5プロセッサと、動作速度最大1.15GHz、バンド幅がプロセッサ当り最大で9.2Gバイト/sと業界最速のフロントサイド1Uサーバシステムバスを搭載している。Mac OS X Server バージョン10.4 “Tiger”をインストールしたXserve 1Uラックマウント型サーバーは、ファイルおよびプリントサーバー用途から数値演算クラスタ用途まであらゆる用途に応えるサーバーだとしている。