オンキヨーは、ホームシアターシステムの基準規格であるTHX規格の最高水準「THX Select 2」に準拠した、7.1ch対応AVアンプ「TX-SA803」「TX-SA703」の2機種を10月23日に発売する。価格は、TX-SA803が157,500円、TX-SA703が105,000円。 TX-SA803/703では、THX Select 2への準拠に加え、電源ライン・信号ラインを短縮する新シャーシデザインを採用して、スムーズな電源供給と全帯域における重厚な音質を実現。さらに、パルス性ノイズを除去する特許技術「VLSC」を全7.1chに搭載することで、ピュアで心地よい音色を再現するとしている。また上級モデルのTX-SA803には、1本のケーブルで映像と音声をデジタル伝送できるHDMI端子が搭載されているのが特徴となっている。 映像出力では、D4端子に加え、コンポーネントRCA、Sビデオ、コンポジットビデオといった多彩な映像信号/端子間の変換処理ができるビデオ・アップコンバーターを搭載。このコンバーターには、時間軸方向でのジッターノイズを低減する「タイムベースコレクター」回路が組み込まれており、上位変換でも高精度な処理が可能だとしている。 本体サイズは共通で、幅435×高さ174×奥行き430mm。実用最大出力はTX-SA803が170W×7、TX-SA703が160W×7。デコーダー機能として、ドルビーデジタル、DTS、MPEG-2 AAC、DTS 96/24、ドルビーデジタルEX、DTS-ES Discrete6.1、DTS-ES Matrix6.1、DTS Neo:6、ドルビープロロジックllx、THXサラウンドEXに対応する。
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