日本ビクターは、ポータブルオーディオ向けアームレス(耳かけタイプ)ヘッドホンの最上位モデル「HP-AL1000」を9月1日に発売する。カラーは、ブラックとシルバーの2種類を用意。価格はオープンで、実売予想価格は9,000円前後。 HP-AL1000は、新開発の強磁力(磁束密度同社比約20%増)ネオジウムマグネットを採用したドライバーユニットを搭載。さらに、ドライバーユニットに3つの制振用リブを設けた「3アンチレゾナンス」構造を採用しており、再生音に歪みをもたらす微細な共振を抑え、自然で透明感あふれるサウンド再生を追求している。 ハウジングには、アルミ素材を採用。また、ハウジングの位置をユーザーの耳の大小に合わせて微妙に調節できるソフトシリコンダンパー付き無段階スライド機構や、ストップアクションフックの採用により、装着感が向上しているという。 ユニットの直径は3cm。再生周波数帯域は12〜25kHz、出力音圧レベルが102dB/1mW、最大許容入力が500mW、インピーダンスは32Ωとなる。 布巻きタイプのコードは、長さ50cm、直径3.5mmの24金メッキステレオミニプラグ付き。さらに、1mの延長コード(24金メッキステレオミニジャック L型ステレオミニプラグ)と、キャリングポーチが付属する。