マイクロソフトは、Webやパソコン内のデータは一括して検索可能にする「MSN サーチ ツールバー with Windows デスクトップ サーチ」の日本語版を公開、無料ダウンロードを6月24日(金)より開始する。また新検索エンジンに基づいた「MSN サーチ」の正式提供を、6月25日(土)より開始する。 MSN デスクトップ サーチは昨年末に発表・公開されていたが、いままでは英語版のみの対応だった。今回、ついに日本語版の登場となった。 いままでMSNサーチは、Yahoo!の検索エンジン「Inktomi」を使用していたが、今回より自社開発の独自エンジンに切り替わることとなる。ヤフーが6月20日に新サービス「Yahoo!SEARCH(ベータ版)」を公開したこの時期に発表したことからも、激しい競争意識が伺える。Googleを合わせた三つどもえの闘いが、検索エンジンの覇権を巡って繰り広げられることとなった。 今回の新サービスの主な特長は以下のとおり。●「MSNサーチ」・MSN エンカルタ 百科事典(約80万件)のコンテンツを検索結果に統合・ニュース検索、辞書検索、コンピュータ用語検索などをメインの検索エンジンに統合・カテゴリ別の検索タブを利用可能・同一ドメインからの検索結果表示数を制限可能・キャッシュページの表示・キーワード候補の提案●「MSN サーチ ツールバー with Windows デスクトップ サーチ」・キーワード入力と同時にリアルタイムで検索結果を表示・200種類以上のファイルタイプに対応・検索結果をプレビュー表示可能・Internet Explorer、Outlook、Windowsデスクトップなど、複数箇所からの検索が可能・プライバシー保護への配慮・http://addins.msn.co.jpからサードパーティのIFilterをダウンロード可能・タブ ブラウジング機能を導入