米Caspian Networksは、フローステートルータのエントリモデル「A50」を発表した。 A50は、10ギガビットイーサのネットワークカードを4枚搭載しても、消費電力が800ワットに押さえられているのが特徴。さらに、上位機種のA120と同じラインカードやプロセッサーカードが利用できるため、アップグレードの際でも既存の資源が有効に利用できる。 フローステートルータとは、総転送バイトカウント、平均出力レート、フローの持続時間などを監視し、どのアプリケーションのパケットなのかを判断するルータ。P2Pファイル共有/交換ソフトのトラフィックを制限しつつ、IP電話やストリーミングは優先するといった制御が可能だ。